小林武史さん「ap bank」
何かに気づいたら、次はやっぱり現実に向かうべき
----- 活動がどんどん広がっているんですね。ap bankの資金繰りのために生まれたはずの「Bank Band」も、すでに次の展開を期待する声が多いですし。プロデューサーとしてBank Bandでのライヴやアルバム制作はいかがでしたか?
小林 とにかくライヴが良かったですね。素材にこだわった音楽を聴かせるというか、わかりやすくいうと、PAから出てくるかすかな音に混ざって生のドラムの音が聴こえてくる距離感…みたいなところにこだわれるのって、本当に贅沢なんですよ。
それで、内容がすごく良かったのでCDにしようということになり、『沿志奏逢』というアルバムもつくれた。カヴァー・アルバムですから、当初は「そんなに深いものは…」って感じだったんですが、参加してくれたミュージシャンも楽しんでくれて、良いアルバムになったと思っています。
それで、内容がすごく良かったのでCDにしようということになり、『沿志奏逢』というアルバムもつくれた。カヴァー・アルバムですから、当初は「そんなに深いものは…」って感じだったんですが、参加してくれたミュージシャンも楽しんでくれて、良いアルバムになったと思っています。
----- ぜひBank Bandも続行をお願いします。それにしても、お話をうかがって、ap bankが小林さんや櫻井さんの皮膚感覚から生まれたものだということが、はっきりとわかりました。
小林 最近つくづく思うんですけど、人生の価値を貯金通帳に求めない人はたくさんいるわけで、たとえばディスカバリーチャンネルを見てる人なんて、そういう意識の高い人たちばかりですよね。僕もディスカバリーチャンネルは好きなんです。
でもディスカバリーチャンネルを見て何かに気づいたら、次はやっぱり現実に向かうべきだと思うんですよ。テーマは異常気象でも何でもいいから、さてどこから手をつけようか、と。
概念としてはやはり「LOHAS(Lifestyles Of Health And Sustainability)」的な…つまり“健康で持続可能な生活”とはどういうものなのかを意識的に考えられる人が増えれば、もうちょっと自然が守られたり美味しいものが食べられたり、ということにつながると思うんですよ。で、その流れをつくっていくのがap bankの大きな役割ではないかと思っています。
でもディスカバリーチャンネルを見て何かに気づいたら、次はやっぱり現実に向かうべきだと思うんですよ。テーマは異常気象でも何でもいいから、さてどこから手をつけようか、と。
概念としてはやはり「LOHAS(Lifestyles Of Health And Sustainability)」的な…つまり“健康で持続可能な生活”とはどういうものなのかを意識的に考えられる人が増えれば、もうちょっと自然が守られたり美味しいものが食べられたり、ということにつながると思うんですよ。で、その流れをつくっていくのがap bankの大きな役割ではないかと思っています。
----- 小林さんや櫻井さんの人気や知名度による影響力は当然大きいと思うんですが、小林さんが楽しんで取り組んでいらっしゃるのが、なによりの説得材料ですね。「面白そうだな」って、惹きつけられますから。
小林 よく言われる「全体の3分の1の比率を超えたら状況はガラッと変わっていく」という、ap bankはそこを目指してやっていこうと思っています。それにね、僕自身のなかでもいろんなものが循環しているらしくて、本業もすごくいい感じなんですよ(笑)。
----- 結局、人でもモノでも社会でも、循環が大切ということですね。そういった意識の向上を推進するという点では、小林さんもおっしゃるとおり、ap bankとディスカバリーチャンネルは通じるものがありますね。今後、コラボレート的な活動にもぜひ期待させてください。ap bankの続報もお待ちしています。本日はどうもありがとうございました。
Bank Bandのアルバム「沿志奏逢」