小林武史さん「ap bank」
表現というか、僕としてはやっぱりプロデュース・ワークですね
----- 融資先もユニークなものが多いですよね。特に惹かれるプロジェクトはありますか?
小林 実のところ今はまだ、融資するべき案件か? 返済はできるのか? という目線が先で、金融の基礎を学んでる段階なんです。でも、たとえばこのあいだ櫻井が訪ねた「えこふぁーむ」とか、最近自転車に乗ってるんで、放置自転車でレンタル・サイクルをやってる「ナイス・ヨコハマ」なんかは、個人的にも面白そうだなと思いました。
----- それから、個人宅に太陽光発電のシステムと薪ストーブを導入する資金も融資なさってますよね。省エネの取り組みとはいえ一個人のリフォームですから、ちょっと驚きました。
小林 ap bankって網羅するべきものが多いというか、櫻井と僕の目線でいくと切り捨てられるものがないんです。ベースにあるものがエンターテインメントで、しかもメジャー・フィールドからの参入でしょう?
たとえばMr.Childrenのファンの子供と親のあいだで「お父さん、櫻井さんがソーラー発電がいいって言ってるよ」「じゃあうちもつけようか」みたいな会話が増えるといいね、という目線もあるわけです。守備範囲が広いんですよ。
でも、一方で僕らは「ソーラー発電にするといかに効率がいいか」という明確な裏づけはまだ持っていないし、そういった技術は日進月歩だし、最終的に「やめておけばよかった」とならない保証もないんです。そんな難しさもあるなかで、さっきの親子の会話をどう埋めていくのか…ということは、やはり考えていきたいんですよね。
たとえばMr.Childrenのファンの子供と親のあいだで「お父さん、櫻井さんがソーラー発電がいいって言ってるよ」「じゃあうちもつけようか」みたいな会話が増えるといいね、という目線もあるわけです。守備範囲が広いんですよ。
でも、一方で僕らは「ソーラー発電にするといかに効率がいいか」という明確な裏づけはまだ持っていないし、そういった技術は日進月歩だし、最終的に「やめておけばよかった」とならない保証もないんです。そんな難しさもあるなかで、さっきの親子の会話をどう埋めていくのか…ということは、やはり考えていきたいんですよね。
----- その視点は融資機関という枠を超えてますよね。ap bankもやはり小林さんや櫻井さんの表現媒体なのだなあと感じます。
小林 そうですね。表現というか、僕としてはやっぱりプロデュース・ワークですね。いろいろと表現したい人たちがいるなかで、ある流れをつくるというか。実はap bankとは別に、新しい“場”を持ったほうがいいんじゃないかと、徐々に動き出してもいるんです。
融資というのはどうしても返済の部分にシビアにならなくちゃいけないんですよ。そこがいい加減だと“施し”になってしまいますから。だから結果的に、将来のヴィジョンまでを具体的にプレゼンテーションできる人としか、僕らはつながれないわけです。でもそこまでできる人は多くないかもしれないし、僕らがちょっとお膳立てをすることで、もっといろんな出会いが生まれて、新しいことができるんじゃないかと思ったんです。
それから資本主義である以上、“買う”ことが未来の選択につながる部分も大きいですよね。その可能性についても考えていきたいと思っているんです。
融資というのはどうしても返済の部分にシビアにならなくちゃいけないんですよ。そこがいい加減だと“施し”になってしまいますから。だから結果的に、将来のヴィジョンまでを具体的にプレゼンテーションできる人としか、僕らはつながれないわけです。でもそこまでできる人は多くないかもしれないし、僕らがちょっとお膳立てをすることで、もっといろんな出会いが生まれて、新しいことができるんじゃないかと思ったんです。
それから資本主義である以上、“買う”ことが未来の選択につながる部分も大きいですよね。その可能性についても考えていきたいと思っているんです。
ap bank concept box